制作発表があってからずっと楽しみにしていました。
だからなのか? なんだかトレーラーで観ていたよりも本編がつまらない…というか、つまらなくはないのですが、「思ってたシーンと違う」というギャップがありました。
この記事では、そのギャップを感じた点について掘り下げたいと思います。
■作品情報
- タイトル:天気の子
- 原作:新海誠
- アニメーション製作:コミックス・ウェーブ・フィルム
- 声の出演:醍醐虎汰朗、森七菜 他
- 公開日:2019年7月19日
- ジャンル:アニメ、青春、ファンタジー
◼︎トレーラーと本編のギャップ
こちらのトレーラーと本編のギャップについてです。
◼︎良い意味でのギャップ
1:30の拳銃のシーン。
正直、初めてこのトレーラー観たときに、1:30のシーンで一瞬萎えたのは事実です。
拳銃のカットひとつで、リアル現代日本らしさが消えました。普通の16歳の男の子が拳銃を使うと、どうしてもファンタジー感が出てしまいます。
なので、「ああなんだ、拳銃という小道具に頼るのか。」っと期待度も下がっていました。
ですが、本編で泣いたのは拳銃のシーンでした。
やっていることは陳腐なのに、ガキの思考なのに、登場人物全員が、全員の立場で一生懸命だったから、泣いてしまいました。
私はリアル世界の警察という組織が好きではないので、あの展開に手に汗握ることができない性質でしたが、話の盛り上げ方がうまくて、最高に感情が昂りました。
「こんなにも陽菜さんに心動かされてしまう!!」という帆高のセリフに共鳴しました。笑
◼︎逆に残念だったギャップ
陽菜の「ねぇ、今から晴れるよ!」のセリフ。この作品の顔とも呼べるセリフですね。
ぜひとも先ほどのトレーラー動画を再生して観てほしい、0:52のシーンです。
これ、皆さんめちゃくちゃ好きですよね?
雨に滴り、手を強く合わせながら、祈り、「ねえ、」
目をカッと見開いて、水飛沫が上がって「--今から晴れるよ!」
ザパーン!!空がキラキラキラ…☆
ーーーという、このシーンを観るのが楽しみで楽しみでたまりませんでした。
ですが、これはトレーラーの演出でした。
「ねぇ、今から晴れるよ」のセリフは、他の場面でなんとも呆気なく味気なくポロリと発されたものでした。かなり拍子抜けしてしまいました…。
◼︎それでも物語はおもしろい!
それでもどんどん物語に引き込まれました。
最後、「天気の子」というタイトルが深くて深くてぞわぞわしました。
誰もが「100%の晴れ女」という意味で捉えた「天気の子」だったはずなのに、ラストは「命と引き換えに雨を降らし続ける雨女」の「天気の子」になったのがなんとも皮肉です。
「天気の子」とタイトルされた陽菜自身が、天気よりも自分の命を優先するのですから、そりゃあ観ていて没入してしまいますよ。
愉快で、救いがあって、心の落ち着きがちょうどいいところに収まります。
◼︎君の名は。組の登場について
エンドロールにもしっかりと名前表記がされていましたね。
『君の名は。』ラストの、成長した彼らの設定でしたが、瀧くん、制服と同じデザインのポロシャツ着ていて思わず笑ってしまいました。制服じゃん。それ。制服じゃん!
しかし、糸守町出身の4人は、糸守町が湖の底に沈んでしまったから東京に出てきたはずのに、たった2,3年で今度は東京も海の底に沈んでしまう運命だなんて、なんだか不運すぎますね…。
◼︎最後に
3年間も雨が降り続けているなら、傘というアイテムの進歩があってもいいのになって思いました!
