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【MOTHER3】神ゲーと鬱ゲーが両立する傑作を完全初見プレイでクリアまで!【ネタバレあり】

SwitchでMOTHER3が遊べるようになったので、初見プレイやりました!

MOTHER2に引き続き、今回も攻略を調べることは禁止にしました。事前情報はスマブラのリュカ知識のみ、完全にノーヒントです。

※※未プレイ民は初見の価値を大切にしてほしいからこの記事は読まないことをオススメします!!※※

 

MOTHER2の初見プレイログはこちら↓

rainysteria.com

 

 

 

◆作品情報

  • タイトル:MOTHER3
  • 開発:任天堂・ハル研究所・東京糸井重里事務所・ブラウニーブラウン
  • ジャンル:RPG
  • 発売日:2006年4月20日
  • 発売対応機種:ゲームボーイアドバンス(GBA)

 

◆命名

好きなファンシーキャラクターの名前等にしたのですが、最後まであまり馴染まなかったです。クリア後に公式ネームを調べたらかなりしっくりきたので公式ネームでやればよかったと少し後悔しています。

この記事では公式ネームで表記していきます。

好きな食べ物は蕎麦。必殺技はPKサメライド。

 

◆第一章

お母さんにオトコマエにしてもらうなどして外に出ると、双子のお兄ちゃんがドラゴンと遊んでいました。母方のおじいちゃん家に遊びに来ているらしいです。2よりもゲーム導入がだいぶわかりやすくていいですね。

そんな感じでストーリー進めていったらあっという間に母親のヒナワが死にました。え……?しかもかなりエグめの無惨な死に方です。「モンスターに襲われて」じゃなくて、「仲良くしていたドラゴの牙が胸に突き刺さって」……って……そんな……。

川に流された双子が救助されて毛布にくるまって焚き火にあたるシーン、お父さんが狂乱して周囲に当たり散らすシーン、それを取り押さえる男たち、その光景を子供に見せないために双子を抱きしめる女性。

これドットで表現するのすごくないですか?ドット絵ってこんなに感情豊かだったんだって驚愕しました。

プレイアブルはまさかのお父さんです。ヒナワと双子を探す道中、村人がすごく協力的で、タツマイリ村の人々はただのご近所さんじゃなくてこれまでずっと助け合ってきた互助関係があるのがわかる時間でした。

だからこそお父さんが狂乱するシーンはつらいものがありましたね…。

ヒナワの仇を討つためにはヒナワの死因になったドラゴの牙を使わないといけないという設定もつらいです。というか、初っ端から何もかもがつらすぎました。こんなつらいキャラをプレイヤーにさせるなんて。

 

MOTHERのことば。|糸井重里

 

 

◆第二章

「何も盗まない泥棒家族」のウエスとダスターの話に移りました。プレイアブルはダスターというおじさん。

村人たちに溶け込んでいて、泥棒が家業で、しかもそれを自称している…というのは、単純にそういう不思議な世界観というか、これがMOTHERらしさだと思って何も気にしませんでした。「オネット警察は通行止めが好き」とかそういう遊び心のあるお茶目な設定なのだろうとすんなり受け入れたのですが…。

そのわりには井戸に隠したカネがなくなったとき真っ先に疑われるダスター。このとき初めて、泥棒という職業がタツマイリ村でどういう扱いなのか、なんだかよくわからんなぁという違和感が生まれます。まさかこれが伏線だとは…。

さて、オソヘ城へ侵入。ヒモヘビが売られていて笑いました。スマブラだとかなり重要ポジ顔してますが…リュカのお友だちとかじゃなくてダスターのアイテムなんですね。

くさったエクレアはお店で交換するよりも食堂の上にいるおばけと取引した方がレートが良くて、あくどい商売してるな〜と思いました笑。

そして必死こいて盗んできた気高き痰壺を速攻ウエスに割られる。この勢いあるモーションをドット絵で表現するのすごくないですか!?しかしウエスがダスターのことをアホ!アホ!バカ!バカ!言い過ぎでちょっと萎えました。

クマトラ姫と合流して、人物相関がわけわからなくなってるうちに水に流されて第2章は終了です。

オソヘ城の目が動く絵画の女性、結局何もなかった……。なかったですよね?

 

◆第三章

なぜかサルを操作。今のところ操作キャラクターがお父さん、泥棒のおじさん、サルなんですが…リュカは?笑

第三章は、とにかくヨクバがきらいすぎます。これに尽きます。もう言葉になりません。そして私が十字キーの猿芸をまったく覚えられないせいでサルが何度も何度も何度も何度もいじめられました………つらい…。

とにかくヨクバがサルを虐待するのがかわいそうすぎて胸糞悪かったです。

 

MOTHERのことば。|糸井重里

 

 

◆第四章

3年後のタツマイリからようやくリュカ操作になりました。

わんこと一緒に、3年間で変わり果ててしまったタツマイリ村を探索…………したんですが、何をしたら次のフラグが立つのかまったくわからず、しばらくここから先に進めずにいました。

モブから「あなたのおじいちゃん老人ホームに入ったわよ」と言われたので老人ホームでおじいちゃんとウエスに会う→大したことない会話のみ。

モブにダスターがコーバにいると聞いたのでコーバに行きたい→でも電車に乗らせてもらえない→仕方ないからトンネルをくぐろうとする→「はやまるな!!」と引き止めてくるおじさんに阻まれる(無限ループ)→コーバ行きを諦める。

モブに「イルカの耳骨についてやたら詳しいオバケがいる」と言われる→海岸に打ち捨てられているイルカの耳骨を大量に拾ってオソヘ城で当該オバケを探す→まーーーじでどうでもいい情報しか言わないオバケだった。

と、完全に掌の上で転がされておりました…………。

本気でタツマイリ村から抜け出せなかったです。このへん、MOTHER2のゲップーイベントのときにモブの発言に振り回された記憶が蘇ってつらかったです笑。

結局なんやかんや突然フラグが発生したおかげで線路を歩いてコーバへ行くことができたのですが、何がきっかけだったのかいまだにわかりません…。

線路、途中絶対電車と衝突するイベントあるでしょと予想してかなり警戒しながら歩いてたのですが、最後まで電車は来ませんでしたね…。悉く定石を外してくれる最高のゲームです。

 

ところでなんですが。

MOTHER2だとトレーシーのエスカルゴ運送だったあずかり屋さんがよくわからん善意のおじさんになっていたり、パパに電話してセーブしてたのがよくわからん野生のカエルだったりするのは、ちょっと寂しかったです。

また、プレゼントの箱を開けると「レゲエだった」「おならだった」「花火だった」のようなお遊びが増えてきて、それ自体はいいのですが、それに対するリュカの反応がちょっと…すごく冷めていて。子どもらしくないというか、プレイヤーに寄りすぎというか。リュカの心は死んでるのかと心配になります。いっそのこと何も反応しない方がよかった気がします。

 

◆第五章

モグラの穴にちょっとだけ苦戦しました。ハイウェイは楽しかったです。3は2に比べて看板芸が少ないなと思っていたところだったので。ただ、一家離散したねずみは回収しきれませんでした。

リュカが指揮官殿と間違えられ、双子のお兄ちゃんがブタマスク側にいることを察します。どんな事情でそんなことになったのかはわからないままです。

ポークビーン。ゲームの仕様上、当たり前のようにリュカから順番に乗り込み、特に会話もなくポークビーン操作になるわけですが、ガス欠のとき、しれっとダスターが操縦席にいることが判明するのです。

クマトラ「おいダスター、なにしてるんだ」

ダスター「くそっ、だめだ動かない」

これがかなり妄想掻き立てられました……!!

ポークビーンが普通車と同じ内部だとして、ダスター運転席、クマトラ助手席、リュカとわんこが後ろの席!!こうなんですよね!!?

 

◆第六章

右に行けばいいのか左に行けばいいのか見当もつかずウロウロウロウロ…。

お母さんの幻影を追って崖から飛び降りるやつ、せっかくリュカが手を伸ばしてるのに、私があまりにも端っこを攻めすぎて全然お母さんとは関係ない方向に飛び降りてしまったため、Switchの巻き戻し機能を使って飛び降りなおしました。

 

MOTHERのことば。|糸井重里

 

 

◆第七章

やっとMOTHER3の本編です!!

オソヘ城でトランシーバーから「キマイラ研究所に来て」と言われ、場所を尋ねたらコーバ方面とのこと。

早速コーバに向かうためトンネルをくぐると。

あれ、あの金網のとこ開いてる!

あれ、奥があるな…?

あれ、なんか無視できないビンが動いてるな…。

あれ、どせいさんだーーーーッッッ!!!!

「おそわれた」と書いてあったため、ちゃぶ台に乗ってイカヅチタワー方面へ。キマイラ研究所?いやいや、どせいさんが先でしょう!

ずんずん進んでいくと………どせいさんが倒れてる!!どうした!!だれに襲われた!!??

「てんじょうを みてるです」

あーー紛らわしいなぁ!!かわいいなぁ!!

どせいだにではブタマスクがどせいさんたちに怖い話を聞かせていて意外と平和でした笑。

ここでダスターを助け出し、火山に向かうことなく、どせいだにを後にしてキマイラ研究所へ。なんやかんやあって針を抜いて、クマトラと合流します。

 

ところでアンドーナツ博士って、MOTHER2のジェフのお父さんですよね…?でも作中でそれらしいセリフはなく、特に触れられることもなく。謎です。

後からわかることですが、ポーキーに加担させられていますし、タツマイリの世界線ではネスの世界は滅亡したはずなので、彼はどせいさんと同等の技術力があるためネスの冒険よりも前の時間軸からポーキーに誘拐されてきたのではないか、と考察しました。そうなるとネスの冒険時に博士が不在で、ネスとジェフが出会えないので、世界が滅ぶと。

 

ストーリーに話を戻しまして、雪山に向かいます。

ボス戦のてっきゅうメカゴリラ、わんこににおい嗅いでもらったら「かみなりに弱い」とのことだったのでクマトラのPSIはPKサンダーを連発し続けたのですが、なかなか勝てず。

雪山でしばらくレベル上げを行い、リュカがPKオフェアップΩとディフェアップΩを覚えたタイミングで何度目かの再挑戦。リュカはとにかくアシストと回復に徹底、クマトラはサンダー連発、わんこにはシオミズテッポウを使わせる。ダスターはクマトラの補助。それでなんとか勝つことができました…。

その晩、家族に「MOTHER3で苦戦してたてっきゅうゴリラを倒せた」という話をしました。家族が攻略サイトを調べました。

「電撃攻撃するとショートして暴れてきて超強くなるから悪手らしいよ

ゲップー事案の再来。私また騙されたんですか?

 

冷蔵庫に入ってタツマイリ村に戻ってきました。

次どこに行けばいいのかわからなくなったので、とりあえずどせいさんに会いにどせいだにへ行きました。そういえば上の方に火山があるのを忘れていました。雪山でレベル上げしまくったので針抜きイベントはさくっとクリアです。

問題はここからです。どせいだにから出られなくなって、鳥を捕まえましょうというのです。

どせいさんは言いました。「とり、おいかけるとにげる。 とり、まってるとくる。しんぼうです。」と。こう言ったんです。「鳥は追いかけると逃げる。待ってると来る。辛抱して待て」と。そうですよね?ふつうそう解釈しますよね????

だから風船持ってるどせいさんの近くで、ずっと待ってたんです。ほら、MOTHER2でもグレープフルーツの滝で何分間か操作しないやつあったじゃないですか。それ系だと思ったんです。

なのに、待てど暮らせど鳥が捕まる気配がないのです。いろいろ考えました。いろいろ探しました。わからない。まじでわからない。

どうしようもないから直接鳥に近づいてみました。

「とりを つかまえますか? →はい いいえ」

「とりを つかまえた!」

どういうこと!!!??

相手がどせいさんじゃなかったら蹴り飛ばしてるぞ!!!

 

気を取り直しまして、どせいさんとの絡み代表がダスターなのはすごくよかったです!

ダスターがどせいさんのことを「親切な人たち」と呼んでいるのもよかったですし、どせいさんがあの気の抜けたフォントで突拍子もないこと言ってるのを「空を飛ぼうってのか…」と唖然としてるのもよかったです。

ダスター、クマトラとの絡みも良いし、どせいさんとの絡みもいいですね。

 

次にタネヒネリ島に来ました。

幻覚を見ながら先に進みます。ムーンサイドに似ているけど、ムーンサイドよりタチが悪い感じですね…。ムーンサイドは「気が狂う」でしたが、タネヒネリは「心が壊れる」です。

本当につらかったです。クラウスの言葉が本当に本当につらくて心抉られました。これ小学生くらいの人格形成の時期にプレイしてたら変な厨二病患ってダークな創作しかできなくなるやつですよ。本当にメンタルやられました………。

ムーンサイドはキチガイの中にもユーモアがありましたが、タネヒネリ島には茶化し要素は一切なくて、救いがなかったです。本当につらかったです。

しかもここで追い討ちをかけるように針の横取りが起きます。横取りするにしてもせめて他の針でやってくれたらいいのに、これだけ心を消耗させたタネヒネリを横取りって、本気で鬼シナリオすぎませんか??

一応ボスの結界トリオがタネヒネリの唯一のユーモアだったのかもしれませんが、心が沈んでいた私には結界トリオを楽しむ余裕はなかったです………。

 

ここで私生活が忙しくなり2週間ほど期間が空きました。

タネヒネリからタコに送り届けてもらった直後の海岸から再開です。

次どこ行くんだっけ?とりあえずアイテム欄を確認。「おーいしいピクルス」……?なんだこれ……どこで手に入れたかまったく記憶にない……。

とりあえず導線に従いつまづき峠へ行くと、「転びやすいから気をつけろ」との注意書きがされています。走ると転ぶのかな?ゆっくり操作しよう。と思っていたら、突然おいしいピクルスが転がっていって、ここ掘れワンワンゲームが始まりました。つまづき要素これだけでした。

よくわからないままマジプシーにピクルスを渡す。本当に記憶にない。このピクルスどこで手に入れたんだっけ。なんでこのマジプシーに渡してるんだっけ。この一連のピクルスのくだり必要でした?

 

MOTHERのことば。|糸井重里

 

 

◆第八章

針を抜いて神殿を出ると超長いリムジンがお出迎え。世界観ぶっ壊れてますね…。

ニューポークシティに到着し、下水道を歩いていくと、タツマイリからいつの間にか姿を消していたノッポさんが幽閉されていてかなり衝撃を受けました。

1章のお父さん狂乱シーンと同じ映像体験です。ドット絵なんですよ。最近のゲームみたいにアニメムービーが差し込まれてボイスがついて臨場感溢れる演出がされるなんてことはないんです。フィールド上にオブジェクトが置かれてるだけなのに、「足枷を嵌められて2階部分をぶち抜いて幽閉されているリダという存在」にすごく情緒を感じました。鳥肌モノです。

リダの話はそこそこ重たかったですが、方舟系の話はさして珍しくもないので受け入れます。平気です。この程度なら鬱展開とはまったく思わないです。

 

ポーキービルの100階を目指します。

ヨクバがロクリアだったのはびっくりしました。さすがにちょっと展開として雑すぎるように感じましたが、とはいえマジプシーに裏切り者がいないとそもそもポーキーが針の存在を知るきっかけがないですもんね。展開的にそうするしかなかったと思いますし、ロクリアが裏切り者なのは構わないんですが、もうちょっと掘り下げが欲しかったという印象です。

接待ゲームはまた騙されました笑。というか、私はモブの言う「ポーキーを喜ばせろ」というセリフをもはや信じることができないんです!モブの言うことがアドバイスなのか嘘なのかの判別ができないんです!!

バトルはそんなに困りませんでした。ストーリーが佳境も佳境なタイミングなので、助けに来るのはDCMCよりも、タツマイリ村で最後まで洗脳されずにいてくれたブロンソン、ライタ、フエル、ニッポリートが駆けつけてくれた方が感動したと思います。

……と思っていたらニッポリート以外は後から駆けつけてきてくれました!!うれしい!!!うれしい!!!タツマイリの良心!!!

 

地下まで来ました。

ポーキー戦は絶対安全カプセルに水を差され強制終了です。だいぶエグい終わりな気がしますが、アンドーナツ博士の緊張感がなさすぎます。

最終決戦前にお父さんから「仮面の男はクラウスだ」とネタバレされますが、これに対してリュカもクマトラもダスターも何も反応しないのが悲しいです。しかもお父さん、こんな場面で「ずっと帽子を被ってスキンヘッドを隠してた」みたいな話をしてきて緊張感がなさすぎます。

極め付けにはこんな地下深く、ラスボスの直前も直前まで来たところで「こちらはー ぜんいのー あずかりじょでー ございまーす」

正直アンドーナツ博士もお父さんも善意の預かり所も萎えました…。もっと感情移入したかったです…。

 

と、ラスボスを前にして出鼻を挫かれた感はありますが、

ラスボス戦めっちゃよかったです。

戦いながら泣いてた。いや違うな、泣きながら耐えてた。とにかく耐えてました。

 

でも、「ガードし続ける」という答えに辿り着くまでは、リュカ以外を蘇生させる→クラウスがカミナリ発射してくる→フランクリンバッジでクラウスにダメージが入る……というのを利用して、クマトラを復活させては殺し復活させては殺し復活させては殺し………となかなかサイコパスなことをやっていました笑。どうせ最後だしいのちのうどん使いきっちゃおーの気持ちで。

 

ヒナワ「クラウス、もうこっちにおいで」。

このテキストが出た瞬間ぶわーーーっ!!って涙腺崩壊です。

母としての怒りと、母としての諦めと、母としての優しさ、すべてがこの一言に詰まってるんです!!!!!!

コピーライターって本当にすごいですね…!

 

でもこの先の展開は典型的な鬱ゲーでした。「あ、2周目は無理だな…」と悟りました。

私がリュカ本人だったらそれこそ気狂ってると思います。タツマイリの秘密なんて些細ですよ。リュカの人生が激動すぎます。正気じゃいられない。リュカの幸せを思うと2周目をプレイする気にはなれません。

針を抜いたことで守られた新しい世界で、笑顔で暮らしていてほしいです。もうこれ以上の苦労と悲しみをリュカに与えないでほしいです。

 

◆まとめ

2周目は無理だなと感じましたが、人生でプレイしてよかったゲームTOP10に入ります!

いくつになってもいいので、死ぬまでに一度はプレイしていただきたい神ゲーだと思いました!!

 

MOTHERのことば。|糸井重里